スポンサーサイト

Posted by ましゅー。 on --.--
Category : スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「飛耳長目」ということ

Posted by ましゅー。 on 13.2009
Category : Thinking about …
Tag :吉田松陰 情報 組織

posted by(C)matthew0712


 江戸幕末の頃、長州藩、今の山口県の萩市に、吉田松陰が開いた松下村塾があった。
 この塾からは、桂小五郎(後の木戸孝允)、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文といった近代日本の礎を築いたそうそうたる人物が育っている。
 ところで、松下村塾では、常に一冊の帳面が置かれていた。諸国に飛び立っていった塾生たちは、塾に戻ったなら必ず、見聞した国内外の情報をこの帳面に書き込むことが慣わしになっていたという。同時に、誰もがこの帳面を読めることになっていたから、いわば、松下村塾の「校内新聞」といったところだったのだろう。
 そして、この帳面の表紙には、「飛耳長目」(びじちょうもく)というタイトルがつけられていたそうだ。「飛ぶ耳、長い目」と書いて「飛耳長目」、吉田松陰が名づけたものだと言われる。その語源は、中国の古典にあるが、日本では松蔭が取り上げたことで、いっそう知られるようになった言葉だ。
 その意味するところは、“耳を飛ばして広くを聞き、目を長くして遠くを見る”、つまり、古い時代や遠方のことをよく見聞する、ということであり、転じて、“物事をよく観察して、できるだけ多くの情報を得ることが肝要である”という意味合いを持つ。
 情報がことのほか重視されている現代においては、ごく当たり前の指摘である。しかし、あの幕末動乱の世、鎖国だ攘夷だ、尊王だ佐幕だと、目先の天下国家論を声高に論ずることこそ時代の先端であると考えられていた時代に、いち早く、情報の持つ重要性に目をつけていたというだけでも、吉田松陰の非凡さを感じる。
 さらには、集まった情報を独り占めにすることなく、誰にでも見せるという手法をとったことも、すばらしい。情報は収集して自分の机の中にしまっておくものではなく、将来の行動計画のために役立てなければならない。多くの者が情報を共有した上で論じあってこそ、よりよい計画が立てられるというのものだ。組織が力を発揮し、一プラス一が三にも四にもなるためには、一人ひとりのこのような姿勢が不可欠なのであって、「寄らしむべし、知らしむべからず」といった関係からは、決して大きなブレイクスルーは生まれない。






最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「人知らずして…」なんて言いながら、ブログ・ランキングに参加しています(^^ゞ
よろしければ

ポチ(^_^)σ ブログ村へ 人気ブログランキングへ

関連記事
スポンサーサイト

Comment

こちらにコメントさせていただくのは久しぶりです。
大変ご無沙汰いたしておりました。

吉田松陰、、、そんなに凄い人なんですね。
私の地元は山口県ですから、小学生の頃からイヤと言うほど松下村塾には行きましたよ~。
それなのに、、、この人の事、殆ど何もしりません(恥)。

ただ、山口県の県民性について言われる時は吉田松陰と伊藤博文が基本になっているような気はします。

しかし、自分にとって得な事はこっそり楽しむ・・・。
そんな私には耳が痛いお話です(汗)。
2009.01.14 15:27 | URL | ちゅうやん #jV34uOY2 [edit]
萩に行ったとき 松下村塾も見学に行きました。
山口県の偉人は凄いですね。
古代より 文字を早く持った民族が 
人を束ね 
大国へと発展していったのも「情報」収集の成果ということですね。
2009.01.14 21:08 | URL | sapphire #- [edit]
明けましておめでとうございます(笑)
今年もどうぞご贔屓に!

>自分にとって得な事はこっそり楽しむ・・・

これって、人間の本質を突いていると思いますよ。誰だって、わが身が第一ですからね。
ただ、問題は、「どこまでが『わが身』なのか」ということだと思います。狭い意味の自分ひとりなのか、自分を取り巻き、自分が影響を及ぼしうる範囲までを「わが身」というのか、その違いでしょう。
と、偉そうなことを言いつつ、やっぱりお得情報は他人には漏らしたくないです(笑)

2009.01.15 08:04 | URL | 管理人 #- [edit]
私も、萩・津和野へは何度か訪れたことがあります。萩の松蔭神社にある松下村塾を拝見したことも。あんな狭くて薄暗い部屋で、時代を大きく動かす数多くの人たちが学問に励んでいたんですね。そして、決して書物から学ぶだけではなく、こうして広い世界の実際の動きを情報として共有化していただなんて、やはり、松蔭の先駆性を感じさせますね。
因みに、記事にアップした画像は、東京世田谷にある松蔭神社です。千住小塚原で刑死した松蔭のお墓もここにあります。
2009.01.15 08:12 | URL | 管理人 #- [edit]

Post comment


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

Trackback

trackbackURL:http://3104fc2.blog98.fc2.com/tb.php/325-9299d5d0

Here you are !

  • スポンサーサイト
  • 「飛耳長目」ということ
  • --年--月--日 (--)
  • --時--分--秒
  • この記事にはコメントできません。
  • この記事にはトラックバックできません。
  • 2009年01月13日 (火)
  • 16時01分50秒

Recent Entries



Recommended Entries

History



Monthly Archives



Number of Visiters

Recent Comment

コメントありがとうございます

Recent Comment

管理人 (12/01)
お返しコメント遅くなりましたm(__)m
>「物知らずや考えなしが嫌いって」って意味でして
ええ。私もまさにこの性質でして。。。
ただ、これと「ボーっとしている」の

ちゅうやん (11/24)
あ、、、実は私「バカは嫌い」って良く言っちゃってます。スミマセン。
その真意は「物知らずや考えなしが嫌いって」って意味でして。

逆を言うなら「物知りやよく考え

管理人 (09/05)
お久しぶりです。
ようこそお越しくださいました。

>私のケータイストラップはむすび丸です
いいなぁー♪
私も妙に気になったので、あちこち探したのですが、見つ

ねね (09/05)
ご無沙汰してます
偶然!
私のケータイストラップは
むすび丸です。。(頂き物です)

知人は、
黄色い部分をたくあんで、
目を梅干で再現していました~。
(赤目

管理人 (09/05)
「伊達男」の語源については、諸説あるようです(http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1311865648?fr=rcmd_chie_detail)が、それよりもちょっと驚

ちゅうやん (09/04)
伊達男って伊達政宗からきてるのか!!と感心してページを開くと

・・・・・ブフッ。ゆるキャラ過ぎる。
このキャラヤバイですね。。。

早めの晩酌中に安ーい焼酎を

管理人 (08/16)
そうなんですねー。娘の方が一枚上手であるのは確かなようです(笑)
でも、なんだかんだ言っても、全く無視されているよりまだマシかも知れません。

パスタはぐっと一掴

ちゅうやん (08/16)
こうゆう父・娘、憧れます。
実父は古い人間でしたから、家に女(それが小学生の娘でも)が居る時は台所に立った事もなく。

娘が喜んでくれたなら、父親もニンマリ満足

管理人 (08/04)
お久しぶりです^^;
ご訪問ありがとうございます。
こちらは、「なんとかは暇なし」って感じで、毎日バタバタ過ごしています。

「マンシュウギョウザ」って、いかにも

ご無沙汰してます! (08/03)
夏の花ひまわりが目にも眩しい美しさですね。

最近やっと時間が出来ました。

餃子、嫌いな人少ないですよね。

本場もいいけど、おいらは
満北亭のマンシュウギョ

管理人 (07/27)
お久しぶりです^^;
記事の投稿がなければ、コメントのしようもないですよね(爆)
こちらこそ大変ご無沙汰しておりました。

ワタクシも像を見て絶句いたしました、ハイ

yotarizm (07/25)
大変ご無沙汰をしておりました。

餃子像を初めて見た時は絶句した記憶があります。
(当時は現在と違う位置にありました)

餃子にビールは鉄板の組み合わせですね。

管理人 (07/05)
大変ご無沙汰申し上げておりましたが、ちょいとばかりバタバタしていただけで、なんとか生きてはおります(笑)
引き続きご贔屓のほど・・・。

ちゅうやん (07/04)
記事のup楽しみに待ち続けておりました。
お元気でしたでしょうか?
お仕事が忙しいか、趣味で忙しいか、、、はたまたご病気にでも・・・と縁起でもない事を考えてしまい

管理人 (01/15)
私も、萩・津和野へは何度か訪れたことがあります。萩の松蔭神社にある松下村塾を拝見したことも。あんな狭くて薄暗い部屋で、時代を大きく動かす数多くの人たちが学問に励

管理人 (01/15)
明けましておめでとうございます(笑)
今年もどうぞご贔屓に!

>自分にとって得な事はこっそり楽しむ・・・

これって、人間の本質を突いていると思いますよ。誰

sapphire (01/14)
萩に行ったとき 松下村塾も見学に行きました。
山口県の偉人は凄いですね。
古代より 文字を早く持った民族が 
人を束ね 
大国へと発展していったのも「情報」収集

ちゅうやん (01/14)
こちらにコメントさせていただくのは久しぶりです。
大変ご無沙汰いたしておりました。

吉田松陰、、、そんなに凄い人なんですね。
私の地元は山口県ですから、小学生

管理人 (01/13)
「禍福は糾える縄の如し」とか申します。
価値観の多様化が著しい現代、何が幸せで何が不幸せであるかは、人それぞれかと思いますが、何よりもまず、「足るを知ること」が

殿 (01/12)
仕事柄、周りにそういう人が一杯います。まだ、家の近くには野宿はいませんが、駅近くにはいます。3週間後に恒例の曰一泊ドックでホテルステイですが、この幸せがいつまで




Recent Trackbacks



Blogram

blogram投票ボタン